1976-03-02 第77回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
しかも、先月農林省が発表した低利用耕地等総合調査報告の数字を見ましても、現在耕作せず遊ばせている田畑が二十五万ヘクタールもある、こういうふうに言われております。なぜ農業再建、自給率の向上ということが叫ばれる中にあって、このような貴重な人的資源と土地資源が有効に生かされないか。
しかも、先月農林省が発表した低利用耕地等総合調査報告の数字を見ましても、現在耕作せず遊ばせている田畑が二十五万ヘクタールもある、こういうふうに言われております。なぜ農業再建、自給率の向上ということが叫ばれる中にあって、このような貴重な人的資源と土地資源が有効に生かされないか。
なお、こうしたたんぼ、畑の不作付の実態を把握するために、ただいま大臣からお話がございましたように、低利用耕地等総合調査というものを近く実施をすべく準備しておるところでございます。
○大河原一次君 その二町三反というのは、全面的に利用耕地として利用されておるわけではないでしょう。それは結局持っているというだけで、二町というのが完全に経営面積として確立されておる数字じゃないでしょう。それはどうですか。
○田中專門調査員 北海道天塩郡豊富村のサロベツ原野は一万町歩の未利用耕地であるが、これが開発は食糧難の打開と人口政策の解決上緊要である。ついては、開発上必須要件たるサロベツ川の切替工事を速やかに施行されたいとの意である。